会社を知る

株式会社宅都は1998年2月10日創業後、順調に出店を拡大していきました。この時期はフロービジネスである賃貸仲介事業を主軸とし、大阪の北摂から市内にかけての人気エリアへ次々と不動産仲介店舗を展開。
2003年以降には受け身から攻めの営業への転換として法人営業部を立ち上げ、全国の不動産会社との強力な不動産ネットワークを拡大します。また、不動産の開発売買の専門部署や、インターネット事業部を立ち上げ、全国でもいち早くパノラマ動画を掲載するなど一気に集客力を加速させます。

2008年、サブプライムローン危機に端を発したリーマンショックにより不動産市場にも大きな影響が及びました。このような外的リスクが生じても勝ち残り、10年・20年先のTAKUTOグループを大きく成長させるため、新しいビジネスモデルへの転換を図り、強固な営業基盤を構築しました。
それが、賃貸仲介事業を中心としたフロービジネスから、不動産管理事業を中心としたストックビジネスへの転換です。
全社を上げて管理物件「2万戸プロジェクト」をスタートさせ、一気に不動産管理事業へと舵を切りました。その結果ファンド、デベロッパーへのトップセールス、サブリース商品の企画・開発により一気に管理物件を増加させ、5年間で約3倍、2017年時点で2万4000戸を超える管理獲得に成功しました。

順調に管理戸数を獲得する中で、効率化を求めるがゆえ、人の絆がなくなってしまっている状況から原点に立ち返り、日頃より管理物件へ入居頂いているお客様へ目を向けなければならないのではないかと感じ始めました。コーポレートスローガンである「たのしいくらしをとどける」に加え、管理会社として入居者様に「愛ある管理」を届けること。TAKUTOグループがお届けする住まいには愛ある管理があり、入居者様が楽しい暮らしを送ることが出来る。そんなサービスを届けることが私達の使命であり、また社会における存在意義を示していくことにもなるのです。

昔の日本にあって忘れかけられている、あたたかい地域コミュニティ文化の構築、また緊急時、災害時に地域が一体となって助け合う文化を構築することが我々の使命だという考えに至りました。

入居者様にもっと便利に、安心して、快適な生活を送って頂くにはどうすればいいか。そんな使命のもとに立ち上がったのがライフサポート事業です。
日頃より入居者様のデータや契約内容、ご入居中のリクエスト情報を蓄積してきた強みを活かし、入居者様専用アプリの開発と導入を行うことで今まで以上に入居者様に迅速に応え、更なる高品質のサービスをご提供することで満足度の高い愛ある管理会社を目指します。

創業時よりTAKUTOグループは管理事業と仲介事業を並行して発展して参りました。しかし近年、管理と仲介を同時に伸ばすことは厳しいと感じるようになりました。大きな理由の一つに仲介部門を自前で持っていることで、他社仲介企業とライバル関係となっていたことがあげられます。。そこでTAKUTOグループはステップアップすべく、鈍化していた関係の強化を図るため、管理業に注力する決断に至りました。
今後、仲介事業とは包括的業務提携契約を結び、TAKUTOグループは不動産管理事業、不動産ソリューション事業をメインに急速に変化する社会情勢に対応し、大胆な発想とテクノロジーを活用し、不動産業の仕組みを改革することで、業界をリードする存在を目指し、地域社会の期待に応え続けてまいります。